※このページの情報は2017年12月31日までのものです。
「スイートホームプロテクション」を提供するAIU損保は、2018年1月1日より、富士火災と合併し「AIG損害保険株式会社」となっています。
AIG損保について詳しくは下記のページをご確認ください。
スイートホームプロテクションのプラン内容
必須補償以外の自由度が高いAIU保険の火災保険、スイートホームプロテクションに関する補償内容、保険料、サポートサービスなどを紹介します。
スイートホームプロテクションの基本情報
火災保険としてのスイートホームプロテクションのサービス内容を以下にまとめてみました。
- 補償内容
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災害 プラン 火災、落雷、破裂・爆発
(例:火災で建物が焼失、落雷で家電が故障)必須補償 風災、雹災、雪災
(例:台風で建物や家財が損壊)組み合わせにより選択可能 水災
(例:洪水で浸水し、建物や家財が損壊)組み合わせにより選択可能
※100%(損害額)型も用意物体の落下・飛来・衝突等
(例:自動車の衝突により建物や家財が損壊)組み合わせにより選択可能 水ぬれ
(例:マンション上階からの水漏れ)組み合わせにより選択可能 労働争議に伴う破壊行為
(例:集団の破壊行動により建物や家財を壊される)組み合わせにより選択可能 盗難
(例:現金や家財の盗難)組み合わせにより選択可能 不測かつ突発的な事故
(例:自動車の追突で建物が損壊、不注意でテレビを落とし損壊)組み合わせにより選択可能 -
火災保険としては、基本補償である「火災、落雷、破裂・爆発」以外は、ニーズに合わせて選択可能です。水災では100%(損害額)型もあり、補償を充実させることもできます。また、割引も充実させており「オール電化住宅割引」「ノンスモーカー割引」などがあります。
- 保険料
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保険料/37,270円(5年)
前提条件/東京都の一戸建て(T構造)、保険金額1,000万円
プラン/標準プラン
付帯する費用保険金/残存物取り片づけ費用保険金、地震火災費用保険金、損害防止費用保険金どの災害リスクにも共通して保険金が支払われない場合について
ケース①天災によるもの
地震が頻繁に起こりやすいので、併発して起こる災害もありますよね。 残念ながら、aiu保険のスイートホームプロテクションでは震災による対象物の損壊によって、保険金を受け取ることができません。ですが、スイートホームプロテクションの加入の際は原則、地震保険とのセットになるのでそこまで考慮する必要はありません。
- ・地震もしくは噴火またはこれらによる津波
引用元:aiu保険 スイートホームプロテクション
ホーム総合保険[2017年1月1日以降補償開始契約用]p.17ケース②故意や法に触れる損害
保険金目的で保険の対象物を損壊することがないように定めている規定です。わざと運転で対人や対物に衝突や接触する人が出てくるためです。車の運転に対する規定だけではありません。故意に行なうことで起きた損害や法に触れて起きた損害に関しても規定が定められているので、詳しくはaiu保険のパンフレットもしくは直接問い合わせして確認するようにしましょう。
- ・保険契約者、被保険者が所有または運転する車両またはその積載物の衝突または接触による損害
引用元:aiu保険 スイートホームプロテクション
ホーム総合保険[2017年1月1日以降補償開始契約用]p.17ケース③不測の事態
不測かつ突発的な事故が起きた場合、その事故の原因が土地の沈下や隆起で生じたものであるならば保険金を支払われません。ただ、この規定に関しては地震保険で補える可能性があるので地震保険の規定確認が必要になってくるでしょう。
- ・土地の沈下、移動または隆起によって生じた損害
引用元:aiu保険 スイートホームプロテクション
ホーム総合保険[2017年1月1日以降補償開始契約用]p.17ケース④経年劣化
単純な自然消耗による損傷、汚損に関しては保険金が支払われないので注意が必要です。ただ、ケースによっては補償される場合があります。例えば、雨漏り。経年変化はしていたが損傷はなく、台風が影響した場合です。損害原因が風災や水災による災害と判断され、補償の範囲に含まれるので保険申請できます。
どちらにしても経年変化では保険金を受け取れません。ですが、何か損害を被った際は保険申請できるかどうか、保険会社に相談してみるのが懸命です。- 保険の対象の平常の使用または管理において通常生じ得るすり傷、かき傷、塗料の剥がれ落ち、ゆがみ、たわみ、へこみその他外観上の損傷または汚損で、保険の対象ごとにそれが有する機能の喪失または低下を伴わない損害
引用元:aiu保険 スイートホームプロテクション
ホーム総合保険[2017年1月1日以降補償開始契約用]p.17ここまで、各リスクや災害の補償での注意において、パンフレットの内容を引用元しつつ解説してきました。不測かつ突発的な事故については、上記保険金が支払われない場合のほか、下記の保険金が支払われないケースがさらに加わります。
不測かつ突発的な事故のリスクにおいて保険金が支払われない場合について
ケース④経年劣化で保険金が支払われることがないように、不測かつ突発的な事故が起きた場合に関しても同様のことがいえます。常備使用しやすいアイテム、携帯電話や眼鏡、コンタクトが当てはまります。aiu保険のスイートホームプロテクションに限らず、たいていの保険会社のプランにある規定項目なので注意しておくとよいでしょう。
- 携帯電話・ノートパソコン等の携帯式電子事務機器、眼鏡・コンタクトレンズ、ラジコン模型、スキー・スノーボード等に生じた損害
引用元:aiu保険 スイートホームプロテクション
ホーム総合保険[2017年1月1日以降補償開始契約用]p.17※上記のaiu保険のスイートホームプロテクションに関する情報は、パンフレットの一部の概要を抜粋、説明したものです。ご契約にあたっては必ずスイートホームプロテクションに関する情報のパンフレット、および「ご契約に際してご確認いただきたい主な事項」をあわせてご覧ください。
- サポートサービス
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サポートサービス サポート内容 対象プラン アーキテクトサービス 火災、風水災、漏水被害などによる建物の損害に専門家を派遣し、被害状況を調査 自動セット アーキテクトサービス サポート内容 火災、風水災、漏水被害などによる建物の損害に専門家を派遣し、被害状況を調査 対象プラン 自動セット
- 特約
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メニュー 内容 対象 ドアロック交換費用補償特約 建物のカギが盗難された場合、ドアロックの交換に必要な費用を補償 オプションで契約可能
※防犯装置設置費用補償特約とセットでの契約防犯装置設置費用補償特約 建物へ犯罪行為が発生した場合かつ、同種の犯罪を防止するための改装費用を補償 オプションで契約可能
※ドアロック交換費用補償特約とセットでの契約臨時賃借・宿泊費用補償特約 火災、自然災害、日常災害によって補償する事故(盗難を除く)で損害の状況が以下に該当する場合の補償 - 建物が半損以上となった場合
- 家財を収容する建物が半損以上となった場合、またはその家財が全損となった場合
オプションで契約可能 建て替え・取り壊し費用補償特約 保険証券記載の建物が、火災、自然災害、日常災害によって損害が発生した場合、補償 オプションで契約可能 敷地内構築物修復費用補償特約 敷地内構築物(庭木、庭石など)が、火災、自然災害、日常災害によって損害が発生した場合、補償 オプションで契約可能 バルコニー等修理費用補償特約 建物の専用使用権付共用部分分(バルコニーなど)が、火災、自然災害、日常災害によって損害が発生した場合、補償 オプションで契約可能 持ち出し家財補償特約 保険証券記載の建物から一時的に持ち出された家財に損害が生じた場合、補償 オプションで契約可能 美術品等の明記に関する特約 保険対象の美術品が、火災、自然災害、日常災害によって損害が発生した場合、補償 オプションで契約可能 類焼損害補償特約 火災、破裂または爆発の事故によって、近隣住宅や家財に損害が生じた場合、修復費用を補償 オプションで契約可能 個人・受託品賠償責任補償特約 事故により他人の身体の障害または他人の財物の損壊について、法律上の損害賠償責任の負担費用を補償 オプションで契約可能 借家人賠償責任・
修理費用補償特約賃貸住宅での水濡れや火災、盗難などの損害を受けた場合、貸主に対し、法律上の賠償費用および修理費用を補償 オプションで契約可能 i・セキュア
(支払用カード個人情報
不正使用被害等補償特約)個人情報または支払用カードの不正使用の被害を受けた場合、金銭的な被害や弁護士への相談費用を補償 オプションで契約可能
※保険期間が5年以下であり、保険の対象に家財がある場合のみ適応可能ドアロック交換費用補償特約 内容 建物のカギが盗難された場合、ドアロックの交換に必要な費用を補償 対象 オプションで契約可能
※防犯装置設置費用補償特約とセットでの契約防犯装置設置費用補償特約 内容 建物へ犯罪行為が発生した場合かつ、同種の犯罪を防止するための改装費用を補償 対象 オプションで契約可能
※ドアロック交換費用補償特約とセットでの契約臨時賃借・宿泊費用補償特約 内容 火災、自然災害、日常災害によって補償する事故(盗難を除く)で損害の状況が以下に該当する場合の補償
- 建物が半損以上となった場合
- 家財を収容する建物が半損以上となった場合、またはその家財が全損となった場合
対象 オプションで契約可能 建て替え・取り壊し費用補償特約 内容 保険証券記載の建物が、火災、自然災害、日常災害によって損害が発生した場合、補償 対象 オプションで契約可能 敷地内構築物修復費用補償特約 内容 敷地内構築物(庭木、庭石など)が、火災、自然災害、日常災害によって損害が発生した場合、補償 対象 オプションで契約可能 バルコニー等修理費用補償特約 内容 建物の専用使用権付共用部分分(バルコニーなど)が、火災、自然災害、日常災害によって損害が発生した場合、補償 対象 オプションで契約可能 持ち出し家財補償特約 内容 保険証券記載の建物から一時的に持ち出された家財に損害が生じた場合、補償 対象 オプションで契約可能 美術品等の明記に関する特約 内容 保険対象の美術品が、火災、自然災害、日常災害によって損害が発生した場合、補償 対象 オプションで契約可能 類焼損害補償特約 内容 火災、破裂または爆発の事故によって、近隣住宅や家財に損害が生じた場合、修復費用を補償 対象 オプションで契約可能 個人・受託品賠償責任補償特約 内容 事故により他人の身体の障害または他人の財物の損壊について、法律上の損害賠償責任の負担費用を補償 対象 オプションで契約可能 借家人賠償責任・修理費用補償特約 内容 賃貸住宅での水濡れや火災、盗難などの損害を受けた場合、貸主に対し、法律上の賠償費用および修理費用を補償 対象 オプションで契約可能 修理費用補償特約 i・セキュア
(支払用カード個人情報不正使用被害等補償特約)内容 個人情報または支払用カードの不正使用の被害を受けた場合、金銭的な被害や弁護士への相談費用を補償 対象 オプションで契約可能
※保険期間が5年以下であり、保険の対象に家財がある場合のみ適応可能
スイートホームプロテクションってどんな保険?
火災保険としては火災、落雷、破裂・爆発のみが必須補償となっていて、それ以外は様々な補償をニーズに合わせて組み合わせができるメニューになっています。地域特性や立地・建物によって補償の要不要はけっこう違うので、お仕着せではない自由度があるのは魅力です。また、独自の割引制度を複数採用していて、オール電化住宅割引・発電エコ住宅割引・ノンスモーカー割引など、条件が合えば保険料がお得になります。こうした細かな点をうまく組み合わせていけば、自分の住まいにベストかつ割安感のある補償内容を設定することができそうです。
なお、保険料は新価(再調達価額)実損払方式なので、年数経過による資産価値の減少も心配ありません。
スイートホームプロテクションはこんな人にオススメ
オール電化住宅割引・発電エコ住宅割引・ノンスモーカー割引といった割引サービスを利用しつつ、必要十分な補償を組み合わせれば、保険料をけっこう抑えつつも安心して生活できます。そういった意味では、エコ住宅に住んでいるヒトなら、割引を十分利用できるでしょう。
立地環境で水災は心配ないなど、条件を明確に選べるヒトも、必須補償以外の組み合わせで自由度が高い点はおすすめできます。ただし、自由に組み合わせるには、できれば専門家に相談した方がいいでしょう。