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これで安心!火災保険比較ランキング » 火災保険よくあるQ&A » 住宅ローンと火災保険の関係性について

住宅ローンの軽減につながる火災保険とは?

火災保険と住宅ローンの関係性についてまとめています。これから住宅ローンを組んで、金融機関が案内してくれた火災保険へと加入しようと検討している方はぜひ、一度読んでみてください。

そもそも住宅ローンを借りるときに火災保険が必要なのか?

住宅ローンを借りる際に、火災保険は加入しなくても大丈夫です。多くの人は「住宅ローンを借り入れする際に、その金融機関がすすめる火災保険へ加入しなければならない」と思っているはず。実は金融庁の保険業法(保険業法施行規則第234条第6号)において「無理に勧誘しない」と法律で定められているので、加入しなくても大丈夫なのです。[1]また、住宅ローンの取引が不利になる心配は一切ありません。

ですが、災害から自分の家を守るためにも火災保険は加入しておいた方が良いといえます。自分が住んでいる家・地域ではどういった損害が起こるのかを想定したうえで、保険料・補償内容を比較すると、必要以上のお金が出ることなくお得に利用が可能。 また、金融機関によっては住宅ローンと火災保険をセットで申し込むと、保険料が安くなるサービスもあるので、金融機関に相談してみるのも一つの手です。

住宅ローン申込時に利用できる割引とは

住宅ローンと火災保険をセットで申し込むと割引が受けられるという仕組みは、大手の銀行では高い確率で採用されているようです。例えば、イオン銀行、みずほ銀行、楽天銀行などで採用されています。ネットバンキングでも利用できる割引なので、利用者にとっては手軽でお得な方法でしょう。

火災保険の割引方法については、銀行によって細部に違いがあるようですが、団体割引や大口割引が適用されます。ただし、これらの割引を利用するためには、当然ながら、金融機関が指定した火災保険に加入しなければなりません。

指定されている保険会社によっては、元々の保険料が高めに設定されていて、割引適用後でも他の保険会社よりも高くなってしまう可能性もあるようです。

「割引」という言葉に惑わされず、実際の保険料がいくらになるのか、しっかりと試算することが大切でしょう。

火災保険の質権設定とは?

火災保険の質権設定とは、住宅ローンの返済が終了するまで金融機関が保険金量を受け取る権利を一時的に預かっていることをいいます。

もしも、住宅ローンの返済ができなくなると、金融機関は住宅ローンで建てた家を売却して、住宅ローンを回収。ですが、火災や地震といった災害で建物が無くなってしまえば、売却できる住宅がなく住宅ローンを回収するのが困難になってしまいます。

この時に火災保険料の受取人を金融機関に設定してあるので、保険会社に直接保険金を請求してローンの支払いができるのです。

1つ注意点として、質権設定によっては火災保険は金融機関の同意なしに、変更・解約するのが難しくなります。火災保険で執権設定をする場合は、保険の解約や変更したいときはどのような対応になるのかを、あらかじめ聞いておくと良いでしょう。

質権が設定された火災保険の解約

火災保険に質権が設定された場合、変更や解約をするためには、銀行の同意と捺印が必要になります。銀行の同意が得られれば火災保険を解約することも可能ですが、解約した後に受け取る「解約返戻金」の取り扱いについても、事前に確認しておきましょう。

その理由は、火災保険と解約返戻金の両方に質権が設定されていた場合、利用者が解約しても、解約返戻金を受け取れなくなるからです。

解約返戻金とは、火災保険を解約するにあたって、これまで支払った余剰分の保険料が返還されるというもの。通常であれば支払った利用者に返還されるものですが、質権が設定されていた場合は、解約返戻金も銀行に支払われることになります。

解約返戻金にも質権設定をするかどうかは、金融機関によって異なります。いざというときに慌てないためにも、住宅ローンを利用する前に確認しておきたいものです。

住宅ローンと火災保険の注意点

金融機関から提示された火災保険じゃなくてもOK

住宅ローンの借り入れを依頼する際に、火災保険についても案内される場合があります。ここで多くの人が勘違いしていますが、金融機関が提示した一定の条件さえ満たせていれば自分で選んだ火災保険でも大丈夫なのです。

金融機関で提示される火災保険の条件

火災保険の加入が住宅ローン利用の条件となっていて、金融機関から推奨されているもの以外の火災保険に加入する場合は、金融機関が火災保険の条件を提示する場合があるので、それらの条件を満たすことが必要。

金融機関から提示される条件として多いものは、「災害に罹災した場合の補償額」と「火災保険の補償内容」です。

火災保険の保険料を安く抑えようとして、補償内容を極端にシンプルにした場合、補償額があまりに少ない場合などは、住宅ローンの条件を満たせない可能性があります。

金融機関に詳細を確認してから、住宅ローンと補償の両面から判断し、最適な火災保険を選択するようにしましょう。

「質権設定」が条件に

最近はそこまで求められることは無くなりましたが、金融会社によって異なるため、説明を聞いてみましょう。質権を求められた場合は、保険会社に相談すると設定が完了。ですが、金融会社の同意なく火災保険を変えることができなくなるので、変更したいと思ったときは、金融会社に相談してみましょう。

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