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火災保険を選ぶために知っておくこと

物件の構造や求める補償範囲など、ライフスタイルに合った火災保険の選び方について説明していきます。

火災保険選び方基本の7ステップ

保険の対象を決める

「建物」のみなのか、「家財」のみなのか、それとも「建物と家財の両方」を対象とするのか。はじめに考えるべきことは、何にどんな補償が必要なのか?

今は、補償内容がいろいろ組み合わせて加入する場合がほとんど。補償内容の組み合わせによって、保険料を抑えることもできるので慎重に考える必要があります。

建物の構造級別を把握する

次に、頭に入れておくべきことは住宅の耐震性と可燃性。構造級は3種類です。マンション構造(M構造)・耐火構造(T構造)・その他の構造(H構造)。

自分の家の構造がよくわからない場合は、自宅の建築に携わった業者やハウスメーカーに尋ねましょう。

補償範囲を決める

火災保険が補償するのは火災だけではありません。台風や竜巻の他、雪国の地域では大雪による被害の補償を受けることも可能です。

自分が住んでいる家の建物の構造や立地によって、どの補償を付けていくかを決めるのが懸命です。

建物の保険金額を決める

火災保険は、建物に保険金額を設定する必要があります。低く抑えれば、火災保険料自体も少額で済みます。

ただ、もしものときに満足のいく補償を受け取ることができない可能性があるので注意が必要です。また、評価額を基にして選定するので、好きな金額にすることもできないので気を付けてください。以下が、算出方法になります。

評価基準内容
新価(再調達価額)新しく建て直すための価額
時価新価-時間経過による消耗分
家財の補償額を決める

建物の補償額の算出方法とは異なり、家財の補償額に関しては自分自身で補償額を算出する必要があります。

ただし、家財の合計金額を超えた補償を受けることはできません。各保険会社が掲出している「簡易評価表」という目安表を見て算出していきます。

保険期間を決める

火災保険は短期契約の1年から長期契約の10年まで、自分に合わせて期間を選択することができます。

支払いに関して、契約期間分を全額で1度に支払わないといけないのですが、長い期間を設けることで保険料の節制にもつながります。ちなみに、算出式は年間保険料×長期係数=長期契約における一括払いの保険料になります。式の中にある長期係数とは、長期契約で一括払いする際に用いる割引係数のことを指します。以下が、火災保険の長期係数の表になります。ぜひ算出式の参考にしてください。

年数長期係数
2年1.85
3年2.70
4年3.50
5年4.30
6年5.10
7年5.90
8年6.70
9年7.45
10年8.20
地震保険をセットにするか決める

火災保険だと、噴火や地震、津波による建物の火災や破損に対して補償できません。発生予測の難しい災害であるのが理由になります。地震には地震保険で備える必要があります。

地震保険に関しては国と損害保険会社が、地震保険の法律に基づいて運営しているのでどこの損害保険会社で火災保険に地震保険を組み合わせても保険内容と保険料は一定です。過去に大きな地震が起きた地域に住んでいる人たちは加入しておくべきでしょう。

住居種別違い火災保険選び方にも違いある

詳細ページでは一戸建て、マンション、店舗併用住宅、賃貸住宅の4分類でそれぞれに適した火災保険選びのポイントなどを紹介しています。

構造級別とは

住まいの火災保険の見直しを定期的に行っていますか?

家の構造が火災や災害にどれだけ耐えられるか判断する「構造級別」を詳しく知ることで、火災保険料が大幅に抑えられることも。 このページでは、改造級別と火災保険料の関係性についてまとめているので、ぜひ参考にしてください。

火災保険建物との関係性

一戸建て

建物と家財、両方とも所有者として火災保険に加入するのが基本。構造や設備によって保険料は変動します。

マンション

所有者が火災保険に加入できるのは専有部分と家財。上塗基準と壁芯基準と2つの基準があり、バルコニーや玄関ドアなどは共用部分となるのが一般的。

店舗併用住宅

住宅用火災保険で店舗併用に対応している火災保険なら比較的保険料も安くなるのに対して、一般物件での契約となる店舗総合保険を選んでしまうと保険料は割高。自宅部分だけでなく、事業用の設備や機器類など動産も補償範囲に含めたいところです。

賃貸住宅

建物は貸主の所有物であるため、借主は家財保険に入るのが前提。これに賠償責任保険をプラスすることで、他の住人や貸主に対して損害を与えた場合の補償とします。

一戸建て購入時こそ火災保険真剣検討する時

火災保険を真剣に精査するようになるのは、一般的に一戸建てを購入する時になってからでしょう。分譲マンションで火災保険に加入したとしても、建物の構造や所有範囲などの違いがあるため、保険料は一戸建てに比べてかなり安価に設定されています。もちろん、きちんと節約しようと思えばマンションの火災保険でもいろいろ工夫のしようはありますが、家計への負担という意味で、保険料がより重みを増すのはやはり一戸建ての方です。

一方、東日本大震災を引き合いに出すまでもなく、気候変動など自然災害によるリスクは年々高まっているようにも感じるもの。そのためには火災保険に地震保険をプラスして自然災害に対するフルカバー補償を付けるのが良策です。

特に、念願のマイホームを手に入れた直後なら、できるだけ万全の補償を付けたくなるのも人情で、少々ムダに思えても補償範囲は余裕を持って設定しておくケースが多いようです。
一戸建てにしろマンションにしろ、住宅を所有する以上、火災保険は絶対に必要なサービス。安全・安心と費用対効果という、ある意味矛盾する部分も含めた全体をうまくバランスして、何十年という長期間、家族や住まいを守ってくれるベストな火災保険を見つけてください。

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