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火災保険の代理店とは?

火災保険の販売を行っている約9割は、保険代理店。ここでは、それほど選ばれている保険代理店とは一体なんなのか?どんな種類があるのか?などの疑問にお答えします。

火災保険の代理店とは

火災保険への加入を考えた際、保険会社と直接やり取りを行うことも可能ですが、代理店を利用するとさらに賢く契約することができます。「ダイレクトにやり取りをする場合とどう違うの?」と感じるかもしれませんが、その利点はいくつかあります。

たくさんの商品のなかから一人ひとりに合った情報を提供してくれるというのがその一つ。そもそも代理店とは、保険商品の紹介や契約の媒介、保険料の領収、返還、保険証券の交付などの業務を果たす役割を持つものです。複数の保険会社から委託を受けて販売をしている場合がほとんどのため、プロの的確なアドバイスを受けながら、複数社を比較検討したうえで選択することができるでしょう。

また、「ここだ!」という代理店をひとつ見つけてしまえば、選ぶところから保険の加入、申請までをまとめて管理してもらうこともできます。

保険代理店が行う保険業務について

保険代理店は、保険の加入のときだけ利用するものではなく、保険に加入してからの様々な業務を代行してくれる「総合窓口」という役割も果たしています。先に一部ご紹介していますが、実際に保険代理店で加入した時に代行してもらえる業務は、次のようなものが中心です。

  • 火災保険契約の締結と媒介
  • 保険証券を交付する
  • 支払った保険料の領収書発行
  • 保険料の領収
  • 保険料の返還
  • 保険契約の変更手続き
  • 保険契約の解約手続き
  • 火災事故の報告受付
  • 火災事故の場合の保険会社への連絡
  • 保険金の請求手続きサポート

保険会社と直接契約を結んだ場合は、契約者がこれらの手続きをすべて行わなければなりません。特に、一般の方であれば、火災があった際の自己の報告や保険金請求などに慣れている方は少ないもの。

火災があった際に慣れない手続きを行うことは、精神的にも負担になるため、専門家である保険代理店に任せれば滞りなく手続きが進むことが多いでしょう。

保険会社と保険代理店の違いとは?

保険会社と保険代理店の違いは、実際に火災保険というサービスを提供してくれるのが保険会社で、その火災保険の契約を媒介してくれるのが保険代理店です。

そもそも、保険会社は内閣総理大臣と金融庁から認可を受けた保険会社のことを指しています。保険を提供するためには、保険を自分の会社で作り出し、金融庁からの認可を受けて販売しなければなりません。

その一方で、保険代理店にはそのような認可は必要なく、保険会社と契約者との関係性をスムーズにする役割を果たしています。

入り方別メリット・デメリット
~代理店・直販・通販~

火災保険に入る際の窓口には、代理店、直販、通販の3種類があります。それぞれの入り方のメリット、デメリットを見てみましょう。

窓口 メリット デメリット
代理店
  • ・複数の保険会社の火災保険を比較して選ぶことができる
  • ・保険のプロが適切な助言を行なってくれる
  • ・随時、見直しなどのきめ細かいサービスを受けられる
  • ・生命保険、医療保険、自動車保険などとともに、保険を一つの窓口で一元管理できる
  • ・代理店や担当者によって対応が異なることもある
  • ・代理店のその時の営業方針に沿った商品を勧められることがある
  • ・不動産業者や金融機関が代理店の場合、自由な商品選択ができないことがある
直販
  • ・代理店に比べれば、手続きが簡単でスピーディー
  • ・自分のペースで商品を検討することができる
  • ・代理店に比べて保険料が割安になることがある
  • ・各社の商品の特徴や違いを自分で勉強しなければならない
  • ・自分で選んだ商品がもっとも有利とは限らない
  • ・契約後の見直しなども、自分で勉強して考えなければならない
通販
  • ・もっとも手続きが簡単でスピーディー
  • ・自分のペースで商品を検討することができる
  • ・代理店に比べて保険料が割安になることがある
  • ・各社の商品の特徴や違いを自分で勉強しなければならない
  • ・自分で選んだ商品がもっとも有利とは限らない
  • ・契約後の見直しなども、自分で勉強して考えなければならない

代理店について

代理店を選ぶ最大のメリットは、複数の保険会社が扱う様々な火災保険を比較できること。各家庭の希望や実態に即した火災保険を、プロの視点から教えてもらうことができるのが、代理店で契約をする最大のメリットです。
契約後に世帯の希望や実態が変化してきたときは、随時、より適した火災保険への見直しも提案してくれます。また代理店では生命保険や自動車保険、医療保険なども扱っていることが多いため、各種の保険を一つの代理店の窓口で一元管理できるというメリットもあります。

一方で、代理店や担当者によって対応が異なるというデメリットもあります。特に経験の浅い社員が担当になると、必ずしも各世帯の実態を考慮した最適な商品を見つけられるとは限りません。また、代理店の営業方針によっては、その時に力を入れている商品を勧めてくることもあるでしょう。

直販について

直販を選ぶことの最大のメリットは、保険内容をじっくりと自分で検討できること。他人に勧められるがままではなく、世帯の希望に沿った保険内容であるかどうかを、時間をかけてゆっくりと検討できます。

一方で、多くの保険会社が扱っている多種多様な商品を、すべて自分で勉強して理解する必要があります。その手間がデメリットとなる人もいるでしょう。見直しの際にも同じ手間を要することになります。また、自分で良かれと思って加入した保険が、必ずしもベストではない可能性もあります。

通販について

通販を選ぶことの最大のメリットは、直販と同じく、保険内容をじっくりと自分で検討できること。また窓口に足を運んだリ、担当社員に来訪してもらったりする手間が省けるので、手続きが簡単でスピーディー。忙しい方には適した窓口と言えるでしょう。

一方で通販には、直販と同じデメリットがあります。多様な保険商品の中から世帯の実態に即したものを見つけるには、相応の勉強と時間が必要になります。苦労の末にやっと選んだ保険が、必ずしもベストではない可能性もあります。見直しのタイミングも、自分で判断しなければなりません。

インターネット直販との違い

保険選びの方法のひとつに「インターネット直販」があります。コールセンターやサービスセンターでオペレーターとやり取りをして、書面の郵送によって契約を行うこちらの方法。テレビCMなどでよく目にするようになり、興味を持っているという方も少なくないでしょう。この場合、保険商品を詳しく知りたければ自らインターネットなどで検索し、検討しておく必要があります。

それに対して代理店を利用する際には、店舗へ足を運べばいくつもの商品を提案してもらうことが可能です。ウェブ上で検索するのが得意ではない方、オペレーションとのやり取りに不安がある方は、代理店を利用すると良いでしょう。

保険代理店の種類

代理店の種類は大きくふたつに分けられます。

まずひとつが、専門代理店です。保険販売を専業とし、火災保険だけでなく多くの種類の保険を取り扱っています。ふたつめは、副業代理店。自動車のディーラーや整備工場、旅行代理店、不動産業者などが保険販売を兼ねてやっているケースです。本業とする分野の保険に関して豊かな知識を持ち、購入の際になんでも聞けるということが大きな魅力でしょう。

さらにこれらのふたつに共通した、3種類の保険代理店のタイプがあります。

1.乗り合い代理店

複数の保険会社の商品を扱う代理店がこちら。保険料や保障内容を見比べられるので、自分の生活スタイルや保障内容の希望に合ったものを選び、契約することが可能です。個人規模で地域に密着したものもあれば、全国に展開している大きなところまであります。

2.専属代理店

いくつもの保険会社から委託を受ける乗り合い代理店に対し、一社のみの保険商品を取り扱うのが専属代理店です。各社を比較検討することはできませんが、契約するにあたってお得になるような最新情報、キャンペーン情報などを紹介してくれるところもあります。

3.独立系ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー資格の保有者が、保険のプロとして独立し商品を提供しているタイプです。長期的な視点で無駄のない保険選びを提案してくれるため、一生涯頼れる相手ともいえるでしょう。また、ファイナンシャルプランナーという資格を活かして、お金を有効に活用できる保険を紹介してくれるのも、独立系ファイナンシャルプランナーの特徴です。そのため保険料をなるべく安く抑えたい、自分の生活に合った火災保険を選びたいという方に適しています。その他、保険商品以外のお金の相談にも乗ってくれるでしょう。

どんな代理店を選ぶべきか?

火災保険を相談するということは、今後の人生について話し合うということに他なりません。「必要のない補償を付けられた」「内容についてよくわからないまま契約してしまった」ということのないよう、保険代理店の選び方にも注意しましょう。

まず気を付けたいのが、相談した際にきちんと話を聞き、深いところまで掘り下げてもらえるかどうかを確認すること。わからないことはどんどん質問をして、「丁寧に答えてくれているか?」「知識は豊富か?」などを見極めます。パンフレットを出してきて、詳しい説明もせずただ「これが良い」とおすすめするような販売員も少なくないため、慎重に観察してみてください。

また、保険販売資格の有無や、顧客数、これまでの実績などをチェックすることも良い代理店選びに役立ちます。自分の話をきちんと聞いたうえで、最適な方法を提案してくれるところを見つけて、不安のない豊かな人生プランを設計しましょう。

保険代理店選びで重視したい3つのポイント

実績が豊富であること
保険代理店としての実績が豊富であれば、過去の経験を活かすことができ、提案の幅の広さや火災時の対応の早さが期待できるでしょう。
担当者の信頼性
保険代理店だけではなく、担当者の人柄と知識もチェックしておきたいポイントです。質問に関して的確な回答を出してもらえれば、火災保険の知識が十分あるということになります。
口コミや周りの人からの情報
インターネットで見られる口コミや、周りの人からの評価は、貴重な情報源となります。インターネットの場合は、その信憑性を十分に確かめた上で参考にするようにしましょう。

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