セコム安心マイホーム保険のプラン内容
セキュリティが充実しているセコム損保の火災保険、セコム安心マイホーム保険に関する補償内容、保険料、サポートサービスなどを紹介します。
画像引用元:セコム損保「セコム安心マイホーム保険」
https://www.secom-sonpo.co.jp/anshinmyhome/
費用補償が自動セット!セコム安心マイホーム保険の基本情報
火災保険としてのセコム安心マイホーム保険のサービス内容を以下にまとめてみました。
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補償内容
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災害 プラン 火災 スリムプラン・ベーシックプラン・ワイドプラン 落雷 スリムプラン・ベーシックプラン・ワイドプラン 破裂・爆発 スリムプラン・ベーシックプラン・ワイドプラン 風災・雹災・雪災 スリムプラン・ベーシックプラン・ワイドプラン 盗難 スリムプラン・ベーシックプラン・ワイドプラン 建物外部からの物体の落下・飛来・衝突等 ベーシックプラン・ワイドプラン 給排水設備の事故等による水濡れ ベーシックプラン・ワイドプラン 騒擾・労働争議に伴う暴力行為・破壊行為 ベーシックプラン・ワイドプラン 水災 ワイドプラン -
以下の7つの費用補償が自動セットされます
- セキュリティ・グレードアップ費用
- 水道管凍結修理費用
- 損害防止費用
- 残存物取片づけ費用
- 特別費用
- バルコニー等修理費用
- 損害賠償請求権の保全・行使に要する費用
※建物のみ、家財のみ、もしくはその両方を保険の対象とするのか、選択可能
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保険料
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保険料/27,370円(5年)
前提条件/東京都の一戸建て(T構造)、保険金額1,000万円
プラン/ワイドプラン
付帯する費用保険金/上記6つの費用補償、地震火災費用保険金補償特約、基本補償免責金額(風災・雹災・雪災免責金額10万円)どのリスクにも共通して保険金が支払われない場合について
ケース1. 天災によるもの
火災保険だけでは地震被害の補償を受けられません。火災保険加入前の場合、認識している方はほとんどいないのではないのでしょうか。地震大国と異名のある国ですので、火災保険の加入の際は地震保険を合わせて考えるべきです。ちなみに、地震によって近所が火災に見舞われ自宅に飛び火した場合に関しても、火災ではなく地震として被害が捉えられるので十分に気を付けましょう。
- ・地震、噴火またはこれらによる津波(辞し保険または地震火災費用保険金補償特約をご契約された場合は除きます。)
引用元:セコム損害保険株式会社 セコム安心マイホーム保険パンフレット
家庭総合保険[2019年1月1日移行保険始期用]裏表紙<保険金をお支払いできない主な場合>ケース2. 故意や法に触れる損害
車両の衝突、接触に関しては保険金の補償はされません。この規定がなければ、故意に保険金目的で壁にぶつけたり対物の衝突をしたりする人が出てしまうからです。また、基本的に保険対象物が敷地外にある場合、補償されない可能性が高いので念頭に置いておきましょう。セコム損保に限らず、どの保険会社に関しても共通していえることです。ただ補償されるケースもありますので、詳細は加入した保険会社に問い合わせるのが無難です。
- ・保険契約者、被保険者が所有または運転する車両またはその積載物の衝突・接触
引用元:セコム損害保険株式会社 セコム安心マイホーム保険パンフレット
家庭総合保険[2019年1月1日移行保険始期用]裏表紙<保険金をお支払いできない主な場合>ケース3. 不測の事態
自分の力の範疇を超えている規定項目です。到底、未然に防げるものではないのが難しいところ。運悪く家屋が焼失したり、倒壊したりといった悲惨な状況を想定して火災保険の検討というより、他の項目に目を通して検討していくのがいいでしょう。
- ・戦争、革命、内乱、暴動
- ・核燃料物質等による事故
引用元:セコム損害保険株式会社 セコム安心マイホーム保険パンフレット
家庭総合保険[2019年1月1日移行保険始期用]裏表紙<保険金をお支払いできない主な場合>ケース4. 経年劣化
ねずみ食いや虫食い、経年変化で損壊を受けた場合において保険金を受け取れないのが辛いところ。対象物の機能が著しく損壊しない限りは、保険金を支払われないことを留意しておくのがいいでしょう。
- ・保険の対象の自然の消耗、劣化、性質による変色、さび、かび、腐敗、ひび割れ、はがれ、ねずみ食い、虫食い等によって生じた損害
引用元:セコム損害保険株式会社 セコム安心マイホーム保険パンフレット
家庭総合保険[2019年1月1日移行保険始期用]裏表紙<保険金をお支払いできない主な場合>ここまで、各リスクや災害の補償での注意において、パンフレットの内容を引用しつつ解説してきました。破損・汚損損害等については、上記保険金が支払われない場合のほか、下記の保険金が支払われないケースがさらに加わります。
破損・汚損損害等のリスクにおいて保険金が支払われない場合について
ケース2. 故意や法に触れる損害でも説明していますが、敷地外にある保険の対象物に関して補償されないのが火災保険の特徴です。紛失は、物を無くしたという証明しづらいので、補償範囲ではありません。「物を無くした」と申請するだけで、保険金を受け取れるような仕組みになってしまうからです。あくまでも、建物もしくはその建物の敷地内の範囲と考えておきましょう。
- ・置き忘れまたは紛失
引用元:セコム損害保険株式会社 セコム安心マイホーム保険パンフレット
家庭総合保険[2019年1月1日移行保険始期用]裏表紙<保険金をお支払いできない主な場合>※上記のセコム損保のマイホーム保険に関する情報は、パンフレットの一部の概要を抜粋、説明したものです。ご契約にあたっては必ずマイホーム保険に関する情報のパンフレット、および「重要事項のご説明契約概要のご説明・注意喚起情報のご説明」を あわせてご覧ください。
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サポートサービス
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事故発生時の安心サービス サポート
内容ガラスや鍵の修理手配。盗難事故でガラスや鍵が壊されても修理に関する業者手配を行い、セコム損保が保険金で直接業者に支払い 対象
プラン3つのプラン共通。
※建物を保険の対象として加入している場合のみ(一部エリア提供なし)
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特約
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臨時費用保険金補償特約 内容 基本補償プランの1~7の事故により損害保険金が支払われる場合補償。支払割合・限度額選択可 対象 オプション 地震火災費用保険金補償特約 内容 地震・噴火、これよる津波を原因とする火災で一定の損害を被った場合。支払割合・限度額選択可 対象 オプション 失火見舞費用保険金補償特約 内容 基本補償プランの1(落雷除く)の事故により、近隣第三者の所有物に損害が生じた場合 対象 オプション 類焼損害補償特約 内容 基本補償プランの1(落雷除く)の事故により、ご近所の住宅や家財等に与えた損害を補償 対象 オプション 借家人賠償責任補償特約 内容 賃貸住宅の居住者が基本補償プランの1~6の事故を起こして借用戸室が損壊し、家主に対し法律上の損害賠償責任を負った場合
基本補償プランの1~6の事故により、借用戸室を破損または汚損した際に、家主との契約により自己の費用で修理した場合対象 オプション ドアロック交換費用補償特約 内容 ドアの鍵が盗まれた場合に、ドアの錠の交換に必要な費用を補償 対象 オプション 携行品損害補償特約 内容 自宅外に持ち出し中の家財(携行品)の偶然な事故による損害を補償。
※家財を保険の対象とする場合のみセット可。免責3万円対象 オプション 破損・汚損損害等補償特約 内容 建物または家財について生じた、不測かつ突発的な事故による損害を補償。免責3万円 対象 オプション 建物付属機械設備等電気的・機械的事故補償特約 内容 建物に付属した所定の機械設備等の故障により生じた損害を補償。
※破損・汚損損害等補償特約をセットした場合にセット可。免責3万円対象 オプション 個人賠償責任補償特約 内容 日本国内で、本人または家族が日常生活において他人にケガをさせたり、物に損害を与えて法律上の損害賠償責任を負った場合。示談交渉サービス付 対象 オプション
セコム安心マイホーム保険ってどんな保険?
警備保障会社が運営する保険商品だけに、セキュリティに関するサービスがもっとも目につく特徴です。例えば、全プランに自動セットされる費用補償の中にセキュリティ・グレードアップ費用があります。これは保険金が払われる事故に遭った際、金庫・監視カメラシステム・消火器を購入する費用が、損害発生日から180日以内なら最高20万円まで適用されるというもの。
また、割引制度にもセキュリティに関連したものがあります。火災・盗難監視の機械警備を導入すると、保険料が約13~31%安くなるのです。
割引では他にもオール電化住宅割引、耐火性能割引、長期年払割引が設定されているので、物件によってはかなり大幅な割引が適用される可能性も十分あります。
セコム安心マイホーム保険はこんな人にオススメ
商品としては火災保険ですが、セキュリティも含めた補償内容を考えると、家族・家・家財をがっちりガードしたいというヒトによりおすすめしたい保険といえます。特に留守がちな家の場合、機械警備を導入するケースもけっこう増えていますから、住まいの安心という意味を広義に考えれば、割引も利用できるセコム安心マイホーム保険なら安心度も高まるでしょう。
また、割引制度が4種類あり、最新のエコ住宅向きでもあるので、このタイプの家を新築したヒトなら、ぜひとも検討したいお得感があります。
セコム安心マイホーム保険の地震保険について
セコム損保の「セコム安心マイホーム保険」に加入する際は、セットで地震保険に加入することを推奨しています。これは地震保険法に基づいて、国と民間の損害保険会社が共同で取り組んでいる制度。セコム損保の地震保険は、財務省のホームページに掲載されている「地震保険の概要」に沿った内容となっています。
ここでは、セコム損保の地震保険の概要や、地震保険の対象になるケース・ならないケースについてまとめているので、ぜひ参考にしてください。
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地震保険の概要
地震保険とは、地震・噴火・これらによる津波が原因で起きた災害に対して補償されます。例えば、「地震が起きて建物に火災が発生した」「地震の影響で山が噴火、建物が損壊した」「地震で津波が起こり、建物が流された」といった場合がその一例。
火災保険は、地震によって生じた火災の損害・地震が原因で延焼・拡大した損害は補償されないので、火災保険に入る際に地震保険に加入しておくことが大切です。地震保険は単独で契約することはできないので、火災保険に加入しておくことが前提。すでに火災保険に加入していても、契約期間の途中から地震保険に加入できます。
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地震保険の対象
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居住用の建物および家財です。※ただし、自動車や1個または1組みの価額が30万円を超える貴金属等(貴金属・宝玉および宝石なえらびに書画・骨董・彫刻物その他の美術品)、明記物件(稿本・設計書・図案・証書・帳簿その他これらに類するもの)には、地震保険をつけられません。
- 保険金額:火災保険の保険金額の30%~50%の範囲内
- 保険金額の限度額:建物:5,000万円・家財:1,000万円
ケース1. 地震によって火災が発生して家が焼失した場合
地震によって起きた火災は、地震保険の対象になります。その一方で火災保険だけにしか加入していない場合は、地震によって起きた火災は補償されません。また火災保険では、火災の被害が地震によって拡大された場合も補償の対象外です。
セコム損保の火災保険「セコム安心マイホーム保険」では、セットで地震保険に入ることを推奨しています。そのため、「火災保険だけにしか入っていなかった」ということはないでしょう。
- ・地震で火災がおこり建物が焼けた
引用元:セコム損害保険株式会社電子パンフレット[平成29年1月改定版]p.2
ケース2. 地震によって建物が倒壊した
地震によって「建物が倒壊した」「家財が破損した」場合は、地震保険の対象になります。しかし建物は「住居用であること」家財も「住居用の建物の中にあるもの」に限られるので注意してください。
- ・地震で建物が倒壊した
引用元:セコム損害保険株式会社電子パンフレット[平成29年1月改定版]p.2
ケース3. 津波によって建物が流された場合
地震によって起きた地震で建物が流された場合は、地震保険が適用されます。特に沿岸部に住んでいる方は、必ず地震保険に加入しておくようにしてください。
- ・地震で建物が倒壊した
引用元:セコム損害保険株式会社電子パンフレット[平成29年1月改定版]p.2
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地震保険の対象とならないもの
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ケース1. 故意もしくは重大な過失などによる場合
保険を契約した方、保険を受けている方の故意や重大な過失、法律に違反したことによる事故で建物や家財に損害があった場合は、地震保険の対象になりません。 わざと建物に損害を加えても自分が損をするだけなので、決してやらないようにしましょう。
- ・保険契約者、被保険者(補償を受けられる方)の故意もしくは重大な過失または法令違反による事故
引用元:セコム損害保険株式会社電子パンフレット[平成29年1月改定版]p.2
ケース2. 地震の際に家からモノが紛失した場合
建物や家財が地震によって壊れた場合は、地震保険の対象になりますが、モノが紛失したり盗難に遭ったりした場合は、地震保険の対象になりません。大切なものは隠しておくか緊急事態に持ち運べるようなバッグを用意しておくなど工夫しておきましょう。
- ・地震等の際における紛失または盗難
引用元:セコム損害保険株式会社電子パンフレット[平成29年1月改定版]p.2
ケース3. 内乱で損害があった場合
戦争・内乱・革命・暴挙などによって起きた損害は、地震保険のみならず火災保険においても補償されません。戦争や内乱などが起こった場合は、どのような保険も補償されないと考えていたほうがよいでしょう。
- ・戦争・内乱などによる場合
引用元:セコム損害保険株式会社電子パンフレット[平成29年1月改定版]p.2
ケース4. 地震の翌日から10日後に生じた事故
地震保険の対象になるのは、地震が起きた次の日から10日間が対象。11日目以降に発生した損害は補償の対象外になります。
- ・地震等が発生した日の翌日から起算して10日を経過した後に生じた事故等
引用元:セコム損害保険株式会社電子パンフレット[平成29年1月改定版]p.2
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地震保険の支払いについて
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セコム損保における地震保険の支払いは、建物や家財などの損害の程度によって金額が変動。損害の程度は地震保険損害認定基準で認定した「全額」「大半損」「小半損」「一部損」に分けられます。
もし損害の程度が一部損にも至らない場合、地震保険は補償されません。また損害の程度が全損と認定された場合、損害が起こった時点にさかのぼって地震保険の補償は終了します。終了後に地震が起きて損害が発生しても補償は受けられないので注意しましょう。
また門・塀・垣・エレベーター・給排水設備に損害があった場合、建物に損害がなければ地震保険は補償されません。
損害の程度 建物 家財 地震保険金額の100%をお支払い 全損 建物の時価額50%以上(軸組・基礎・屋根・外壁等)/建物の延床面積70%以上(焼失・流失した部分の床面積) 家財全体の時価額の80%以上 地震保険金額の60%をお支払い 大半損 建物の時価額40%以上50%未満(軸組・基礎・屋根・外壁等)/建物の延床面積50%以上70%未満(焼失・流失した部分の床面積) 家財全体の時価額の60%以上80%未満 地震保険金額の30%をお支払い 小半損 建物の時価額20%以上40%未満(軸組・基礎・屋根・外壁等)/建物の延床面積20%以上50%未満(焼失・流失した部分の床面積) 家財全体の時価額の30%以上60%未満 地震保険金額の5%をお支払い 一部損 建物の時価額3%以上20%未満(軸組・基礎・屋根・外壁等)/全村・大半損・小半損に至らない建物が床下浸水または地盤面から45cmを超える浸水 家財全体の時価額の10%以上30%未満 引用元:富士火災電子パンフレット[平成29年1月改定版]地震保険のお支払金額
※上記のセコム損保の地震保険に関する情報は、パンフレットの一部の概要を抜粋、説明したものです。ご契約にあたっては必ずセコム安心マイホーム保険に関する情報のパンフレット、および「ご契約に際してご確認いただきたい主な事項」をあわせてご覧ください。